私と映画と映画館

 11月11日(土)より公開のはじまった映画「映画(窒息)」。

 新宿のケイズシネマでの上映は11月24日(金)まで。

 初日と昨日と2回観てきた。

 フジテレビ系で放送されていた「ゴールデン洋画劇場」のオープニングが思い浮かんだ。アニメのほうね。

 そのオープニングはアニメと音楽によって40秒弱で「洋画」が表現されている。

 「映画(窒息)」の世界はモノクロの実写で、音や音楽はあり、声はあるが言語がない。108分で「映画」が表現されている。

 よくわかんない?。そうだよね。なので、体験してほしいとしか[;´∀`]。

 クラウドファンディングに参加していた。監督の長尾さんや出演者のみなさんの想いがつづられているので、興味を持ったひとは読んでみるとよいかと。

 2回目で仁科さん演じる山賊リーダーのヒゲが伸びていなかったことを確認。登場人物たちは姿の変わらない「ヒトではない何か」なのではないか…などという妄想が広がったりした[;´ω`]。

 ファイル名の文字化けは言語の崩壊してゆくさまをみているような感じがしてちょっと面白かった。


 ZINEのインタビューに触発され、映画と映画館について記しておきたくなった。

 映画の一番古い記憶というと、小さいころに映画館で観た「マジンガーZデビルマン」かなぁ。誰とどこの劇場に行ったのかは覚えていないけれども、そのときの情景はおぼろげながら記憶に残っている。

 「ガラスのうさぎ」の実写映画も劇場に観に行ってた。当時小学生で、お風呂のシーンはみてはいけないものをみているように感じたっけ[;´ω`]。


 はじめて仲間内で映画を観に行ったのは「がんばれ!!タブチくん!!」で、確か3作目の「あゝツッパリ人生」。

 そのあとも「機動戦士ガンダム」の劇場版三部作、「風の谷のナウシカ」とアニメ作品ばかりだったな。


 「ブラック・レイン」との出会いはほんとたまたまで、学校の行事で行った映画館でなんとなく選んだ作品だった。

 いまでも「好きな映画は?」と聞かれたら即答するほど大好きな作品で、大阪へ行ったときにロケ地を巡ったりした。


 はじめて同じ映画を複数回観に行ったのは「1980」テアトル新宿はのちに通いまくることになる。


 テレビでの映画鑑賞は衛星放送に入っていた当時はWOWOWNHKのBSで地上波では流れてこないような作品にも触れることができた。レンタルビデオはほとんど使ってなかったな。

 今 敏さんの「PERFECT BLUE」をWOWOWで観た。そのあと今さんを追うようになり、DVDを買ったり。「パプリカ」は劇場へ観に行った。


 映画館へよく行くようになったきっかけのひとつが「道しるべ」だった。仁科貴さんが主演をされていて、長尾さんが助監督で参加されていたことをのちに知る。

 「この世界の片隅に」は普段行っていなかった劇場へ足を運ぶきっかけに。

 菊地健雄さんを追うようになったのは「ハローグッバイ」からで、そのあと「望郷」を観に行ったり「ディアーディアー」のBDを買ったり。

 「ディアーディアー」や「ハローグッバイ」に出演されるなど菊地健雄さんとつながりのある桐生コウジさんの監督主演作品である「馬の骨」を観にテアトル新宿へ通いつめたのは、いま思うとどうかしていたと[;´д`]。

 「体操しようよ」にはエキストラとして初参加。ホステスに扮した女性スタッフを旅行に誘うという、その場で思いついたシチュエーションで会話をしたっけ。よくこんな口からでまかせが出るものだ…と我ながら思った[;´∀`]。


 ケイズシネマとシネマリンで「いつかのふたり」を観たのは4年前。こちらにも仁科貴さんが出演されている。おちあいはご無沙汰しちゃってるなぁ…


 和田光沙さんはロケ地巡りがお好きだそうで。

 私も好きなのでよく巡るんだけれども、岐阜の某所という「映画(窒息)」の廃墟は難易度が高い[;´∀`]。