映画「道しるべ」公開初日舞台挨拶&ロケ地巡り

 今日13日(土)に公開初日の「道しるべ」を角川シネマ新宿まで観に行ってきた。

 じんわりとあったかい作品で、話が前後することもあって何度も観たくなる。新宿、横浜での上映は19日(金)までの予定。横浜のほうにもう1回観に行くつもり。

 この作品を知ったのは金谷ヒデユキさんのブログで、金谷さんは映画の主演ははじめてとのこと。芸人や歌手でハジけているイメージが強いけれど、地味でフラットな役柄をナチュラルに演じられてた。

 仁科貴さんが川谷拓三さんの息子さんだったことをこの作品で知った。父親ゆずりの笑顔が素敵なんだよなぁ[´〜`]。

 園まりさんは42年ぶりの映画出演とのこと。嫌味のない上品さでかわいらしいおばあちゃまを演じられてた。

 浜畑賢吉さんは少々トボけた役柄でありつつも、厳しい一面をみせるところがあって引き締まった。

 脇役のひとたちも味わい深いひとが多くて、中でも亮王さん、安藤ヒロキオさん、堀畑杏奈さんが印象に残った。あ、渡辺真起子さんは別格で「こわっ」って感じ[;´ω`]。

 上映後に舞台挨拶があり、フォトセッションは一般のひとでも撮影できるとのことだったので記念に。


 いくつか判明したとこがあったので、その足でロケ地を巡ってみた。たまたま行きやすいところだったということもあるけれど、初日に映画をみてロケ地を巡るなんてはじめてのこと。

 まずはJRの東中神駅へ。青梅線は以前昭和記念公園へ行ったときに乗って以来で、おそらく10数年ぶり。

 東中神駅に降り立つのははじめてで、改札を出るとすぐ目の前に白いホンダのステップワゴンが停まってた。車のことは詳しくないので断定はできないんだけど、映画に出てきた車種と同じだったのかも…?。

 ロータリーを移動すると、作中に出てきたくじらの像や商店街があった。1961年にくじらの化石が発掘され、それにちなんでくじらがモチーフとなったそうな。

 掲示スペースには映画のポスターが貼ってあり、「くじらロード商店街、東中神駅が舞台となった映画です」との表記が。

 腹ペコだったので駅前ロータリーを挟んで向かいにあったフランボワーズでちょっと遅いめのお昼。

若鶏の塩麹焼きのランチセットをパンでいただいた。ほかにもミニサラダやスープもついてた[´〜`]。

 食後の腹ごなしに周辺をまわってみた。いい色合いの紫陽花と、まさに昭和な風呂屋の煙突が。

 駅へ戻るとちょうど東京行きの電車がきてたので乗り込んだ。そうそう、東中神駅のすぐそばにある公衆トイレの男子の個室は和式だった。


 もうひとつのロケ地は谷中のヒマラヤ杉。というか「みかどパン」のほうが記憶に残っててすぐに特定できた。ここにくるのも10数年ぶりで、間違えて西日暮里で下車するなどして迷いに迷ってどうにか到着[;´ω`] 。

 地獄谷方面より。

 天が丘方面より。


 このあとほかに予定があったから早めに切り上げたけど、東中神はもう少しじっくりとまわってみたいな。今年のくじら祭りは8月1日(土)の予定。