「Microsoft Windows XP Home Edition Service Pack 2 アップグレード版 」 ASIN:B0004GR83M
Windows98SEからアップグレードできて、アップグレードしたあともXPをアンインストールできる、ということだったので買ってみたんだけど、まさかこんなに苦労することになろうとは…。
現行環境のバックアップを取ったあと、1回目の挑戦。
途中で「現行環境のバックアップができなかったからXPのアンインストールはできないよ」みたいな表示が出たときに嫌な予感はした。バックアップは取ってたのでそのまま続行。
その後も続々とエラー表示が出て、開始から2時間半後、「致命的なエラー」で進行不能に。現行環境への復帰もできず、エラー表示→再起動の無限ループに…。
仕方がないので、HDDをフォーマットしてWindows98SEをインストール。いままで大きなトラブルはなかったので、PCを組んだとき以来7年ぶり。起動ディスクがみつかってよかった。
久しぶりに素のWindows98を起動してみたら、あまりの軽さにちょっとびっくり。HDDも300MBくらいしか使ってないし。
現行環境の復帰も考えたけども、また失敗する可能性が高いし、新規のほうがすっきりしていいかな、ということもあってビデオカードのドライバだけ入れて2回目の挑戦。
「インストールの準備」のところで「bootvid.dllがコピーできない」というエラーが出て止まる。CDからの読み込みもできず、進行不能になったため中止してWindows98SEに復帰。
CDドライブの調子のせいかな、と3回目はDVDドライブで挑戦してみるも、まったく同じ経路を辿った。
で、4回目。そういえば、1回目は「インストールの準備」のあとの「Windowsのインストール」まで進んでいた。2、3回目はネット環境を整えておらず、インストール開始時の選択でオンラインのセットアップはキャンセルしてた。
LANのドライバを入れ、ネット環境を整えたあと、4回目の挑戦。
かかった時間は正味1時間弱だった。これまでのことがあっただけに、「インストールの準備」のところでHDDのアクセスがしばらく途絶えると「フリーズしたのか!?」と考えてしまい、非常にストレスの溜まるひとときだった。
長年使っていたWindows98SEの環境はこのごろ不安定で、よくフリーズしてた。すっきり新環境で結果的には良かったのかも。
自作PC組んでそれなりに知識があってもこんな状態だから、初心者だったら完全にお手上げじゃないかなぁ。
ということで、アップグレードを考えているひとはご注意を。