「ギグギャクゲリラ」

 残りの1990年12月放送分を見た。伊集院光のライブの映像で前に書いたジッタリンジンのネタが。正しくは「あなたがわたしにくれたもの〜 詞だけが違った同じ歌〜」だった。「オルタネイティブブルー」はいろんな小ネタをブっこみつつ、やっぱりよくわかんないうちに最終話。ケラさんの高校の先輩に大橋巨泉の娘がいたらしくて、そのためか大橋巨泉の被り物が出てきたり。

 「鼻と小箱」は2本。ひとつは演目なしで、舞台は雪国の分校。コレがデキの悪いコントとしか言いようのないシロモノで。松尾スズキが先生、ひとりだけの生徒が温水洋一。で、転校してくる女子生徒がふせえりなんだけど、役に入りきれてなくてセリフしゃべるたびに照れたような薄笑い浮かべたりして。温水洋一はいつも通りだったけど、松尾スズキは途中でダメだと思ったのかセリフが崩れてくし。もうひとつは演目なしで、ふたりで少年隊っぽい韓国語の歌をフルコーラスで歌って踊るというもの。間奏の寸劇もちゃんと韓国語でしゃべってるっぽい。労力の割りにウケはもうひとつだったんじゃないかなぁ。

 最終回のエンディングに素の松尾スズキが出てた。キャラは変わってないね。結局、スタッフクレジットには1回も出てこなかったな。「大人計画」はあったけど。明けて1991年の1月から3月まで放送されたらしい「ギグギャグゲリラ2」は録画してなかった。今になってみれば「録っておけば」と思うけども、グズグズな終わりかただったから興味がなくなるのも致し方ない。