「ギグギャクゲリラ」

 1990年10月放送分の5回を観た。5回目に「鼻と小箱」の演劇が入ってた。演目は「電話」で、松尾スズキ扮するモヤイダが明日東京ディズニーランドに行く約束をした温水洋一扮するタカハシになんだかんだと理由をつけて延々と電話をかけ続けるというもの。これは印象深くて、細かい部分まで覚えてた。名前は出てこなかったし、照明が暗いうえアップもなし、ヒゲ剃っててこざっぱりした髪型だったしで、予備知識がなかったら松尾スズキだってわからないだろうなぁ。
 連続ドラマの「オルタネイティブブルー」では秋山奈津子が「戦場のメリークリスマス」にヘンな歌詞つけて歌ったり旧ソ連の旗振ったり降らなかったり、三宅弘城がバク転したり「ちんちんみてください〜」とかいって股間にバナナつけて街頭ロケやったり、田口トモロヲが鼻に指入れてその指なめたり生ケツ出したりしてて笑えた。当時は笑えなかったけど。オーバーオール着て野球帽を逆にかぶった犬山イヌコの歌は独特の発声が強烈で刷り込まれてたなぁ。

あたまは じゃがいも ゆでて〜 たびろ
しりは こんにゃく ぷりぷりして〜 たびろ

 伊集院光がタキシード着てオペラ調の発声で替え歌歌うコーナーも。当時、"リサイタル"と称してライブやってたっけ。自称オペラ歌手だったし。松田聖子をネタにしてあみんの「待つわ」とかジェリー藤尾夫妻をネタにして「トムとジェリー」とか。ラジオで「あなたがわたしにくれたもの〜 歌詞だけ違った同じ歌〜」ってジッタリンジンをネタにしたやつもやってたな。
 アイドルの宣伝コーナーには児島ミチルとか川越美和とか仁藤優子とか出てた。仁藤優子の実家は洗剤の問屋で、伊集院に「問屋の娘」とか呼ばれてた。伊集院の父親って確かライオンのおエライさんだったような。