森博嗣

近所のブックオフで新書本105円セールをやってた。元々105円だったのを含めて5冊も買ってしまった。 5冊とも森博嗣。最近ハマってて、すでに10数冊読んでる。 最初に読んだのは「レタス・フライ」で、次に「すべてがFになる」。そのあとは古本屋に売っ…

竹本健治「ウロボロスの純正音律」 ISBN:4062136260

引っ掛かる部分は少しあったけども、概ね楽しめたかな。囲碁については全然わからないから棋譜をみてQRコードみたいだなぁとか思ったくらいで。「崑崙」ってスゴいのん?。 このシリーズは実際の出来事も書かれてるからエッセイ的な面白さもある。知り得ない…

竹本健治「ウロボロスの純正音律」 ISBN:4062136260

ないだろうなぁと近所の本屋に行ってみたら置いてあった。しばし迷ったのちに購入(^^;。ハードカバー買ったの何年ぶりだろ。ほとんど文庫でノベルスすらたまにしか買わないから。 3章の終わりのところまで読み進んだところ。分量的には半分を越えたくらいか…

竹本健治「フォア・フォーズの素数」 ISBN:4041883075

表題作の「フォア・フォーズの素数」を読んで思い出したのは、物心ついてからするようになった数字遊び。確か兄貴から教えてもらったんだっけか。 その数字遊びというのは、電車の切符に印刷されている4桁の数字を四則演算を使って10にするというもの。たと…

横溝正史

「本陣殺人事件」、「獄門島」、とこのごろいくつか読んでる。横溝さんの文章は親しみやすいな。例えば警官のことを「おまわりさん」と書くところとか。 おぼろげながら記憶している映画の場面がフラッシュバックしたりして。了沢役で池田秀一が出演してるの…

大漁

ちょっと離れたところにあるブックオフにしばらくぶりに行ってみたらゲオになってて驚いた。せっかくだからと物色。品揃え、値段とも悪くない。 しょんぼりしつつ近くのツタヤへ向かう。 ん?青い看板の下の黄色いのは…。 なんだ、ブックオフはツタヤに統合…

大槻ケンヂ「リンダリンダラバーソール」 ISBN:4840105553

バンドブームについては盛りあがってたなぁ、というくらいの認識しかなかったし、思い返してみてもそれ以上の感慨はなかったりする。大槻ケンヂが当時を振り返って書いたこの本は、当時の音楽事情についてもこと細かに書かれていて興味深かった。国枝まさみ…

町澤静夫「『こころ』の癒し方」 ISBN:453702478X

最終章「疲れたこころの癒し方」に書かれていた以下のことを心に留めておきたいと思った。 楽しむ心をもつこと 関心をもっていることをいろいろ試してみること ささやかなユーモアをもつこと 自分内にあるもう一人の自分をみつけること

筒井康隆「わたしのグランパ」 ISBN:4167181118

いわゆる"ジュブナイル"といわれるジャンルの小説なのに、陰茎とか勃起とかいう単語が出てくるところが筒井さんらしさか(^^;。活字が大きかったり、全体にボリュームが少なかったりと10代に読んでもらうための計らいはされているんだけどね。主要でない登…

「綾辻行人 ミステリ作家徹底解剖」 ISBN:4048837745

綾辻さんってやっぱり麻雀ウマいんだ。名人戦で優勝したこともあるそうだし。西原理恵子の漫画のおかげですっかりヘタだと思わされてた。今回も漫画が載ってるんだけど、あいかわらず「弱い」だの「私の金」だの描いてるし。 岡田准一との対談が載ってたのは…

まほろ市の殺人

競作ということで体裁が同じようになってるんだけど、6ページ目の地図はネタバレ要素を含んでいるので見ないことをお勧めする。特に「春」は。こういう地図は通常、事件の概要がわかってから出てくるものなだんだけどなぁ。 倉知淳「まほろ市の殺人 春」 IS…

古本市

たまーに池袋に行くと必ずといっていいほど古本市やってるな。つことでサンシャインでやってた「大古本市」に。今回は歴史書とか古い写真とかの割り合いが多くて、アンテナに引っ掛かるものはあんまりなかった。何か発掘しないと気がすまなくて90分ほど徘徊…

我孫子武丸「少年たちの四季」 ISBN:4087475468

少年少女の細やかな描写は宮部みゆきに近いものを感じる。我孫子武丸というと「かまいたちの夜」から入ったひとも多いんじゃないかな。私もそのクチなんだけども。4つの短編のうち前の2本はその「かまいたちの夜」を作っていたときに書かれた作品で、当時…

「まるごと宮部みゆき」 ISBN:4022577657

ロングインタビューは宮部さんの小説に対する考え方や細かな作法について話されていて面白かったな。仕事中に聴く音楽についてのところを読んででビックリ。「『ジプシーキングス』ですよ、鬼平の」というのは「鬼平犯科帳」のエンディングテーマの「インス…

植地毅/灸怜太/ソニー茨城「超クソゲー INTER-NATIONAL バトルゲーム大全」 ISBN:4872336283

巻末にメッセサンオーカオス館の土屋さんと知るヒトぞ知るジョーカーXの木村さんを加えた座談会が。濃すぎ。「モータルコンバット」が"踏み絵"ですか。「1」と「2」はメガドライブ版でそこそこプレイしたけど、それほど思い入れはないな。「ソードオブソダ…

餅月あんこ「餅月あんこの きまぐれペンペン草」 ISBN:4756120199

桜玉吉との対談が載ってるし。買って帰って目次みて気づいたヨ。お互いの姿とか持ちキャラとかふたりして描いてたりするし。帽子で目から上は隠れてるけど、素顔の写真もあったり。

HP復活

書き忘れてたけど、竹本健治のHPが復活してた。『囲碁殺人事件』、『将棋殺人事件』、『トランプ殺人事件』などゲームシリーズが来年文庫で復刊されるとのこと。古いめのって手に入らなくて読んでないんだよなぁ。

「西原理恵子の人生一年生2号」 ISBN:4091060722

1号って付録がやたらついてるものの、判小さいしページ少ないしで買ってなかったのね。2号は付録はシールのみで内容ギッシリ。しりあがり寿との画力対決は笑ったなー(笑)。出されたお題を記憶の中の情報のみで描いて、お互いにそれを罵り合うの。判定役で…

有栖川有栖「暗い宿」 ISBN:4041913071

表題作「暗い宿」読了。鄙びた旅館というと、数年前にひとり旅をした箱根のことを思い出す。宿も決めずに出た旅で、泊まるところがなかったら帰るつもりだった。ひとりだと泊めてもらえるところはない、とは聞いていたものの、いざ当たってみるとやはり断ら…

発見!!

探し始めて数年、某古本屋チェーンで田中パンチの「ゲームのム」を発見。久々に震えますた。下書きもせずに5時間で描いたという挿絵と6ページの漫画は桜玉吉が担当。