舞台「D.M.L.C. -デスマッチラブコメ-」

 昨日、要町のアトリエ第七秘密基地まで舞台「D.M.L.C. -デスマッチラブコメ-」を観に行ってきた。

 有楽町線はよく利用してるし、事前にグーグルマップで確認してたので会場へは迷わず到着。住宅地の通りに面してて、公演の看板がなければ劇場があるとは気づかないだろうね。一般席の当日券を確保して客席へ。

 舞台は奥行きがあってほぼ正方形。奥の壁は黒く塗られていて、スクリーンとして利用もされてた。段差は数センチで、50センチほど隔てて客席がある。

 今回の公演では一般席のほかに、舞台上の両脇に設置されたリングサイド席もあった。花道は舞台に向かって左手だったので、右手のリングサイド席のほうが観やすかったんじゃないかな。

 原作ゲームのタイトル曲が流されて開演。上演中のBGMにもゲームのものが使用されてて、プレイしてた者としては没入感がアップ。ゲームの音楽が大音量で聴けるというだけでもファンとしては嬉しいし[´∀`]。


 どのキャラクターも特徴をつかんでて再現度が高かったし、ゲームから抜け出てきたような感じがした。

 石川平武さん演じる矢木景はパワフルで、乙羽を笑わせるギャグは下品になりすぎてなかった。

 望月まことさん演じる津野るみ子は高飛車ないかにもなお嬢様ではなく、発声もわきまえてる感じがしてとても魅力的だった。

 鈴木智子さん演じる白詰乙羽はツンデレがよく似合うアニメ声で、もう少し暴れまわる姿がみたかった。

 石川竜太郎さん演じる平古場阿須賀はバカっぽいけど秀才で、やっぱりバカな感じがよく出てたと。

 籠谷和樹さん演じる有栖隆斗はまわりくどい言いまわしと、そしてちょっとみせるお茶目さのギャップが面白かった。

 池上千尋さん演じる九段志乃歌はチャキチャキした仕切り屋な面や、自分の秘密に関して思い悩むとこも暗くなりすぎず軽妙に演じられてた。

 奥村凛さん演じる東護美弥はおっとりなとこが(わかるひとにはわかると思うけれど)イラっとするくらいいい感じだった。

 折原つかささん演じる土呂鈴は1番ゲームから抜け出てきた感があった。景と険悪になるあのシーンはウルっときた[;〜;]。

 篠目ゆきさん演じる????は広島弁をあまり知らない私にもらしさを感じさせてくれた。乱暴に扱われるアイツが公演が終わるまで物理的に大丈夫かちょっと心配した。


 シナリオは原作のストーリーをうまくまとめられてたなぁと。2時間がとても短く感じられた。

 キャラによってはシナリオ上、部分的にしかみえてこないとこもあった。このあたりはプレイしてないひとにはわからなかったり伝わりづらかったりするところかと。「もっと知りたい」と思ったひとは原作のゲームをプレイしてみて欲しい。

 WiiU用は本編とエクストラがセット。


 アンケートに「印象に残ったひとは」というようなものがあったんだけど、全員に丸をつけるのはちょっと違う感じがしたので"特に"ということで強いて何名かにしぼった。原作の印象もあるし、シナリオ上のこともあるので必ずしも個人のことだけではないけれど…。

 物販ではパンフレット、マフラータオル、とろりんのミニチュアスマホスタンドを購入。ちなみに、アンケート特典のブロマイドは志乃歌さんのをもらった。

 終演後に看板を撮影してたら、通りかかったるみ子役の望月さんより「これ、私が描いたんですよ〜」とのお声が[´ω`]。

 先日作ったデスマッチラブコメの美笹木高校の制服を舞台版にリニューアル。パンフレットやブロマイドに掲載されてるものではなく、実際に舞台上でみたものを再現。ポケットは目立たないのでつけなかった。

 原作版はこちら。


 出演者、そしてスタッフのみなさん、お疲れさまでした。思い切って観に行ってよかった[´〜`]。