名古屋旅行記その2
2日目。あんまり眠った気はしないものの、目覚めはすっきり。
軽く朝食をいただいてから身支度をして出発。空は薄曇りで、たまにポツリポツリと雨粒らしきものが…。
地下鉄は初乗りが200円と高めなので740円の1日乗車券を購入。11時に名城線の栄駅で待ち合わせをして向かった先は名古屋城。
最寄駅の市役所駅は出口からしてお城っぽい。
そして市庁舎もお城っぽい。
入城しようと東門へ向かうと、その手前でシャム系の猫に遭遇。
観覧券を買って入ってみると、思ったより多くの観光客の姿が。卒業旅行だったりするのかな、若いひともちらほらと。
辺りを散策していると2匹目の猫に遭遇。今度はロシアンブルー系。高級そうなのが多いのは土地柄なのか…?。
猫が寝てたのは「二の丸茶亭」の軒先。
朝は軽かったし、少しお腹に入れておこうと抹茶と和菓子のセットをいただいた。
天守閣を目指してお堀沿いにぐるりと巡る。お城は近くでみるとシミが目立ったりするけど、金のシャチホコはさすがに美しい。
お堀には鹿がいてカラスと戯れてた。
動画も撮ってみたり。
名古屋城の敷地の中央に位置する本丸御殿は現在復元工事中。
木材加工場の見学コースに行ってみたところ、工場内よりも通路の木製スロープに目が行った。継ぎ目に段差がまったくなく、その精巧な造りに唸ったりした…。
大天守閣の内部は外観でイメージしてたよりも近代的な造りだった。昭和を感じさせてくれる古めかしさは心地がよい。
一般的な展示に加え、石垣の石を引く体験ができるマシンとか乗ったりできる実物大のシャチホコの模型とか若い人向けの遊べる展示物もあったり。
最上階の展望台は売店に加え有料の望遠鏡とかメダル刻印機とかがあって東京タワーにきたような錯覚に陥ったりしたw。
おみやげに買ったのは名古屋開府400年事業のマスコットキャラのついたシャーペンと耳かき。向かって右には金のシャチホコ、左にはエビフライを載せたこのキャラはエビザベスって名前で、「なごやジョウ」とも呼ばれてるらしい…。
14時半ごろ名古屋城をあとにして向かったのは大須。名城線で上前津に出ると、まずは周辺の商店街をブラついた。
大須周辺には新天地通り、万松寺通り、仁王門通り、と商店街が密集していて、若者で賑わってるとこもあれば、ちょっと高級げで静かなとこもあったりして、ブラつくだけでも楽しい。
そろそろ遅めのお昼を、ということで知人に勧められてた「矢場とん」へ。
少し軽めにしておこうと定番のみそかつ丼を食べてみた。
味付けは思ったより薄めでちょうどよかったかな。濃厚な味わいはうなぎっぽい感じもして山椒が欲しくなったりした。
腹ごなしに大須観音をまわったりしてから16時半ごろ大須をあとに。地下鉄を乗り継いで名古屋駅へ。
喫茶店とカラオケボックスで時間調整をしてから向かったのは「かに本家」。今回の旅のメインイベントである。
予約は席だけだったので、お通しのあんきもを食べながらどのコースにするか相談。
生のカニも食べたいし、鍋もいいよね、ってことで8,000円のかにすき会席コースの銀波とお店のひとに勧められたかに唐揚げを注文。
1番おいしかったのは生のカニだったかな。いままで食べた生のカニは水っぽかったんだけど、ここのはしっかり味がした。
もちろんほかの料理もそれぞれにおいしくて、調理法によってここまでカニの味が変わってくるものなのかと驚いたりも。
質、量ともに大満足で至福なひとときであった…。
一行は満腹のお腹をかかえて夜の街へ…。
その3へ続く…。