自分からの贈り物

 気分が落ち込んだときに観る夢は、スゴく感動的なものがあったりする。今日観たのはそんな夢。

 海外ドラマの吹き替え版に入りこんだ感じで、登場する人物は外国人顔なのに声はバリバリ日本人。視点はほとんどが私の主観視点で進行。

 舞台はあまりお客の入らない小さなレストラン。お客からメニューを聞くことも満足にできない口下手でさえない従業員のひとりが私。

 シーンは変わって、政治家らしき人物の大規模な立食パーティー。テレビ中継も入っているその会場のステージでエラそうに演説をする政治家(声は玄田哲章)。

 なぜかその会場にきている私は、その政治家の演説に割り込み、グゥの音もでないほどに論破する。大喝采の会場をあとに。

 お店に戻り、戻ってくるのが遅くなったこと詫びると、6人ほどしかいない従業員一同が驚いた様子で迎えてくれた。ボスとは敬礼を交わしたりした。

 ラストシーンは閉店後に"まかない"を食べながらオーストラリア出身らしい同僚との会話。

同僚「オレは生肉ってダメなんだ」
私「オレもダメだな。カンガルーの肉ってウマいのか?」
同僚「あんまり油がないが…チキンに近いか」

 客観視点のカメラは引いてゆき、音声はしぼられてゆき、ブラックアウト。

 観ているときは意識していなかったんだけど、起きたときに主人公はロビン・ウィリアムス、声は山寺宏一というイメージが浮かんだ。こういう映画とかドラマって観たことがあるのかもなぁ。