「iFP-390T」 ASIN:B0000CG1LT

 「iFP-390T」を買うに至った経緯を書いておこう。

 それまで使っていたポータブルの音楽プレイヤーは録再の80分MDプレイヤーで、使用頻度は週イチ程度とかなり低かった。メディアは本体に1枚のほか、5枚入りのケースをひとつ携帯していて、以下のような不満点があった。

  • 80分MDプレイヤーの不満点
    • 本体およびメディアがかさばる
    • メディアの収録時間が短い
    • 再生時間が短い
    • 起動、選曲が遅い
    • 音飛びする

 不満点を解消するべく新機種を買うにあたり、まず考えたのは本体およびメディアのサイズ。ここでMDLPプレイヤー、MP3対応CDプレイヤーが除外。メディアの収録時間はハードディスク再生型プレイヤーの大容量は魅力だったものの、振動に弱いハードディスクを動かしたまま持ち歩くことに不安があり、精神衛生上良くないので除外。そして、残ったのがほとんどの不満点を解消できるメモリ再生型プレイヤー。

 以下の条件をクリアする機種を調べたところ、最終的に残ったのが「iFP-390T」で、23,000円ほどで購入。収録時間については前にも書いたようにWMAの44.1KHz、64Kbpsを基準としており、256MBで512分は自分にとって必要充分。周波数やビットレートにもよるが、MP3を主体に使用する場合は物足りないかもしれない。

  • メモリ再生型プレイヤーに求める条件
    • 2万円台
    • WMA対応
    • 本体およびメディアの小ささ
    • 操作性の良さ
    • メディアの収録時間の長さ
    • 再生時間の長さ
    • FMチューナー内蔵

 メディアの収録時間が長いのは良いことなのだが、ふと、いつも聴きたい曲がそれほどたくさんあるのだろうか、と考えた。もちろん個人差はあるが、自分内のベスト100が持ち歩ければ充分なのではないだろうか、と。