6月の出来事

 4月に高崎映画祭の特別先行上映で観ていた映画「馬の骨」が公開になり、自分でも驚くくらい映画館へ通いつめた[;´∀`]。


 テアトル新宿ではじめて観たのは公開2日目の6月4日(月)で、ゲストは松尾貴史さん。「イカ天」とのつながりや平成がご自身の転機になったというお話などなど。大島渚さんのモノマネを生でみられたりも[´∀`]。

 夜のお家のシーンは息が白くてほんと寒そう[;°д°]。小島藤子さんの歌う「やまない音」はエンドロールのもいいけれど劇中のも手探りな感じでいい…。アイドルの衣装よりも普段着のやぼったいGパンのほうが親しみやすくて印象的だったり[*´ω`]。


 2回目は6月7日(木)で、ゲストは水道橋博士さん。桐生コウジさんが北野武さんの映画に出演されるにいたるまでのお話も聞くこともできた。桐生さんってスーパージョッキーで熱湯風呂に浸かられてたのね[;°д°]。

 3回目は6月9日(土)。ゲストは氏神一番さんとメカエルビスさんに加え、途中から「イカ天」の"仕掛け人"であるジャクソン井口さんも登壇するというサプライズも。イベントの告知だけでなく桐生さんへのオファーもあったりした。


 4回目は6月10日(日)で、ゲストは小島藤子さんと貫地谷しほりさん。私も最初「藤子」は「とうこ」と読むものだと思っていた。笑顔がステキだなぁ…。劇中では険しい表情が多かったし、たまに藤原竜也さんのようにみえたりもした[;´∀`]。

 ドラマ「キミ犯人じゃないよね?」は小島藤子さんの女優デビュー作だったとは。思わずDVD-BOXを購入してしまった。放送当時に全話観ていたんだけれど記憶がつながらなかった[;´∀`]


 5回目は6月11日(月)で、ゲストは信太昌之さん、黒田大輔さん、岡田拓郎さん。桐生さんのかかえているのは劇中でユカが弾いていたギター。すべてではなかったけれど、岡田さんとふたりで「六根清浄」と「やまない音」の生演奏も[´∀`]。

 岡田拓郎さんは主題曲や挿入曲だけでなく。全体の音楽も担当されている。グループサウンズっぽいものもあったりして実に多彩で、26歳と聞いてほんとびっくり[゚д゚]。


 6回目は6月12日(火)で、ゲストは萩原健太さん。イカ天には肩書としての「審査員長」はなかったとのことだったけれども、お話を聞いてるとやっぱり審査員長だったんだなぁと。

 昨年監督の菊地健雄さんにサインをいただいた「ディアーディアー」のBDのパッケージ裏に企画・主演の桐生コウジさんにもサインをいただけた[;ω;]。この作品は刺さり方というかシンクロの度合いが深くてねぇ…。


 7回目は6月14日(木)。小島藤子さんって眼鏡さんだったの!?。かわゆさマシマシ[*´ω`]。パンフの深澤大河さんのインタビューにあった"重大なアレ"が話題になるとは。サインをいただくときに桐生さんに確認してみたところ私の解答は正解だった[´∀`]。

 深澤さんが小島さんを舞台上に呼ぶときに「藤子さーん」でおや?…と思ったんだけれど、リアルでは小島さんのひとつ下なんだね。劇中の垣内は「ユカちゃん」だったから同い年もしくは年上という認識だった。

 桐生さんが深澤さんを呼ぶときは「トラちゃん」(大河→タイガー→トラ)だったのに、なぜか小島さんは「トラさん」と呼んで葛飾柴又が思い浮かんだりw。

 ごく短い「えっ」というセリフにもそれぞれに趣があって。食事中の熊田がユカに話しかけられて応じるときの「はい…」がなんか好きでクスっとしてしまう[´ω`]。


 8回目は6月16日(土)。今回は桐生コウジさんがゲストとしてティーチイン。印象的だった映像手法についてうかがうことができてよかった[´ω`]。上映前に新宿JAMの跡地を巡ってみたりした。


 9回目は6月17日(日)で、ゲストはPANTAさん、石塚明彦さん、そしてニュータウンのおふたり。元店長の石塚さんによると新宿JAMは昨年9月に終了してしまう可能性があったそうな。撮影は11月だったのでほんと撮れてよかった[;°д°]。

 プレゼントの「六根清浄」のCDとポスターはそれぞれサインをいただけた[´ω`]。

 桐生さんが「エンドクレジットの曲は聴いて欲しい」という話をされていた。レイトショーなので電車の時間がキビしいひともいると思うけれど、この作品に関しては本編とリンクしているし、映画館のよい音響で聴ける機会ってそうそうないので。


 10回目は6月19日(火)。ゲストの柴田理恵さんは和服姿でご登場。ベンガルさん演じる宝部の山でのシーンを気に入られたようで、その心情についてはなるほどなぁと。桐生さんのお祖父さんが柴田さんと同じ富山のご出身とのことで、お雑煮やかまぼこのお話で盛り上がったりも[´~`]。

 ツキノワ☆ベアーズのポスターもサイン入りでもらえた[*´ω`]。


 11回目は6月21日(木)。ゲストは黒沢伸さん、まゆたんさん、フレディ波多江さん。「宮尾すすむと日本の社長」と「マサ子さん」の曲がカラオケに入ってることを知る。映画をベタ褒めされて桐生さんは嬉しはずかしな感じだったな[´ω`]。


 12回目は6月22日(金)。来週も上映は続くけれども、連日開催されていたトークイベントは最終日。撮影の佐々木靖之さんについてのお話が聞けたのは嬉しかったなぁ…。首がもげそうになるほどうなずいたし。


 トークイベントつき上映は21回中12回と行くも行ったり。これだけ行けたのは上映開始が20:50だったのが大きくて。1時間早かったら半分も行けてなかったんじゃないかな。なぜそんなに…ってそれだけの価値があると思ったからで、実際にあった[´ω`]。


 6月23日(土)は横浜シネマリンでの公開がスタート。舞台挨拶は桐生コウジさんと小島藤子さんのおふたり。「撮影で一番たいへんだったこと」として小島さんが挙げられたのはツキノワのダンスで、振りをまじえつつ話されていた。質問タイムは頭の中が「小島さんかわいい」で埋まってたため何も思いつかず[;´ω`]。

 リアルアイドル3人と架空のグループを組んだ小島藤子さんは私には違和感なくみえたし、実在してもおかしくないんじゃないかとも思った。

 撮影を佐々木靖之さんが担当されてることが何度も観に行く理由のひとつだったり。一番おしゃれだなぁと思ったカットは大浦龍宇一さん演じる伊賀がカウンターにグラスを置くところ。ユカが楽屋でアレに気づくとことか垣内がビルに入ってくとことかもおしゃれ[´ω`]。


 イベントはなかったけれど、6月24日(日)も横浜シネマリンへ。信太昌之さん演じる室田の熊田に対しての容赦ないツッコみはお互いを認め合ってる感じが出ててよいなぁと[´ω`]。


 6月27日(木)はイベントが追加されたためテアトル新宿へ。希望者が思いのほか多くてドキドキしたけれど、抽選会では念願の台本をもらうことができた。カットされたシーンもあるし、これで反芻と妄想がはかどる[´∀`]。


 上映最終日の6月28日(金)はゲストに小島藤子さんと深澤大河さん。桐生さんと小島さんが登壇したあと深澤さんが呼ばれないという茶番にはじまり、パンフの表紙にもある劇中のシーンを再現したりも。深澤さん演じる垣内の感情を爆発させる演技はすごくよかったし。また東京で観られるといいな…。

5月の出来事

 しばらくぶりにコミティアへ。4月からはじまったアニメ「ひそねとまそたん」にハマり、キャラクター原案を担当された青木俊直さんが参加されているとのことだったので。青木さんのイラストは「この世界の片隅に」つながりで以前から目にしていた。

 13時半くらいに会場へ着いてみるとすでにカタログが完売していてフリー入場だった。青木さんがブースにいらしたのでご挨拶をしつつ「セーラー服部」、「スリーピース」、久慈市のチャリティポストカードセットを購入。

 桐沢十三さんのとこもまわって「タテモノめぐり。」の大新宿編を購入。

 そのあと拝郷メイコさんのライブを観に三軒茶屋へ。

 物販のTシャツが届かないというハプニングもありつつ、拝郷さんが40歳になる瞬間を一緒にすごした。日付が変わってあわあわしていたら配られていたクラッカーを鳴らしそこねるしoy2。

 ライブの前、開演時間を勘違いしてはやく着いてしまったため通りがかりのハンバーガー屋に寄ったりしていた。

 おやつサンドの栗とわさびタルタルチップスをいただいた。


 おみやげにフリーズドライのドリアンをもらった。ドリアン自体を食べるのもはじめてで、くさみはなくて落雁みたいにほんのり甘い。あとから出汁味っぽいのがきた。


 スマホ用アプリの「Miitomo」が終了。Miiや文字などを入れた画像を作るのは楽しかったな…。


 キネカ大森で「素敵なダイナマイトスキャンダル」の上映&冨永昌敬さんのトークショーを観た。冨永さんが持参された関連の雑誌は客席を順にまわされ、とあるシーンの元になった写真もみることもできた。その写真には原作の末井昭さんも写っていて、それがほんと楽しそうでねぇ。

 冨永さんがドラマ「ノーコン・キッド」の第7話と第9話の監督をされていたことを検索していて気づき、終演後のサイン会のときに聞いてみたところ「楽しい撮影だった」とのこと。このドラマには中島歩さんや落合モトキさんも出演されている。


 渋谷のユーロスペースで「モリのいる場所」を観た。ゆったりとした作品で、冒頭から場内に笑いが。年輩のひとが多いめで、その反応とともに観ることができたのも嬉しかったな[´ω`]。

 監督の沖田修一さんも「ノーコン・キッド」で第8話の監督を担当されていたりする。深田晃司さんが出演されているのは意外と知られていないのかな…?。

 そのあとキネカ大森で「ほとりの朔子」と「淵に立つ」の2本立て上映&トークショーを観た。「ほとりの朔子」ははじめて、「淵に立つ」は昨年の高崎映画祭で観て以来の2回目だった>

 トークショーでは開始とともにマイクがトラブって使えなくなり、みなさん地声で話すことに。深田さんはこういったトラブルも楽しまれてる様子で、そのあとの話に出てきた現場の役者やスタッフからの意見が出しやすいような雰囲気づくりに通じる懐の深さを感じた。それは現場全体に波及するということも。


 レンタルで「南極料理人」を観た。なんかみたことあると思ったら高良健吾さんって「シン・ゴジラ」の志村だ!。ごく近所がロケ地だったし[°ω°]。


 6月1日で閉館してしまう横浜ニューテアトルで「マイマイ新子と千年の魔法」を観た。

 横浜ニューテアトルへ行くようになったのは「道しるべ」がきっかけだった>

高崎→池袋

 高崎映画祭へ「馬の骨」の特別先行上映と舞台挨拶を観に行ってきた。


 高崎映画祭へ行くのは昨年に続いて2回目>

 荒天のためもあって帰宅したのが当日の2時すぎで、そのあと少し横になり5時ごろ起床。思ったよりコンディションもよく、予定してた電車に乗ることができて無事高崎へ到着。昨年きたとき建設中だった駅前のオーパが完成していた。

 道中の桜は少しだけ残っていた。

 高崎シティギャラリーに入るのははじめて。

 今回「馬の骨」を観にこようと思ったのは菊地健雄さんつながり。菊地さんの長編第1作となった「ディアーディアー」の主演および企画をされたのが桐生コウジさんで、同じく菊地さんの「ハローグッバイ」にも出演されている。

 「ディアーディアー」の富士夫が「ハローグッバイ」の店員であってもおかしくはないんじゃないかなぁ…などと妄想したりも[´ω`]。


 私は「イカ天」こと「三宅裕司いかすバンド天国」をリアルタイムで観ていた世代ではあるけれど、毎週楽しみに…ってわけでもなかったし、バンドの「馬の骨」についてはまったく記憶になかった[;´∀`]。

 桐生コウジさんは当時の扮装をすることついてはそれほど気恥ずかしさはなかったとのこと。「監督」と呼んで欲しくなくて撮影時は「桐生さん」で通してたそうだけど、監督は監督だし。トークショーではみんなしきりに監督って呼んでたw。ラストシーンはそういうことだったんだ…。

 小島藤子さんって「キミ犯人じゃないよね?」が女優としてのデビューだったんだね。貫地谷しほりさんが主演だったから観てたっけなぁ。ご本人によると歌もギターもあんまり…とのことだったけれど、いい感じだった。

 深澤大河さんは舞台挨拶ではとてもにこやかだったけれど、劇中は怖かったなぁ…。"追っかけ"のひとって全肯定が全否定になったりすることもあるからね…。

 ベンガルさんというと私には「あぶない刑事」なのよね。ひょうひょうとしつつもちょっと間が抜けてる感じがとても好き。撮影のとき飛行機が頻繁に通過してたいへんだったとのこと。でも○○しちゃダメ[;´д`]。

 終了後のフォトセッションには観客も参加できた。

 この作品は高崎での撮影もあったので少しだけ巡ってみた。

 劇中ではあまり写ってなかったけれど、昨年きたとき通行止めだったアーケードが完成してた。

 高崎電気館のそばの路地での撮影もあったとか。

 名残惜しいけれど、今日は予定があったのでおみやげを買って高崎をあとに。


 その予定というのは池袋の新文芸坐での「ハローグッバイ」の上映と菊地健雄さんも参加されるトークショー


 池袋は縁のある土地で、新文芸坐には最近通うようになった。友の会の会員にもなったし、先日は「散歩する侵略者」と「予兆」を観にきていた。

 「ハローグッバイ」は何度観ても泣けるなぁ…[;ω;]。

 トークショーは司会進行にくれい響さん、ゲストには小林啓一さん、菊地健雄さん、岩切一空さんの3名。危険な部分もちょっとありつつ、制作や業界内でのつながりについてなどを聞くことができた。


 そのあと「花と嵐」、「逆光の頃」と続けて観た。

 「花と嵐」はストーリーとしてはありがちとはいえ手法や映像は楽しめた。客席からは何度も笑いがおきたし私も笑った。「(手ブレが多くて)酔う」との話だったのでどうかな…と思ってたところ許容範囲だった。

 「逆光の頃」はとても静かで、ゆったりしたいときに観たい作品。


 高崎へは何度かきているけれど、まだしっかり観光ができていない。次こそは…。