高崎→池袋

 高崎映画祭へ「馬の骨」の特別先行上映と舞台挨拶を観に行ってきた。


 高崎映画祭へ行くのは昨年に続いて2回目>

 荒天のためもあって帰宅したのが当日の2時すぎで、そのあと少し横になり5時ごろ起床。思ったよりコンディションもよく、予定してた電車に乗ることができて無事高崎へ到着。昨年きたとき建設中だった駅前のオーパが完成していた。

 道中の桜は少しだけ残っていた。

 高崎シティギャラリーに入るのははじめて。

 今回「馬の骨」を観にこようと思ったのは菊地健雄さんつながり。菊地さんの長編第1作となった「ディアーディアー」の主演および企画をされたのが桐生コウジさんで、同じく菊地さんの「ハローグッバイ」にも出演されている。

 「ディアーディアー」の富士夫が「ハローグッバイ」の店員であってもおかしくはないんじゃないかなぁ…などと妄想したりも[´ω`]。


 私は「イカ天」こと「三宅裕司いかすバンド天国」をリアルタイムで観ていた世代ではあるけれど、毎週楽しみに…ってわけでもなかったし、バンドの「馬の骨」についてはまったく記憶になかった[;´∀`]。

 桐生コウジさんは当時の扮装をすることついてはそれほど気恥ずかしさはなかったとのこと。「監督」と呼んで欲しくなくて撮影時は「桐生さん」で通してたそうだけど、監督は監督だし。トークショーではみんなしきりに監督って呼んでたw。ラストシーンはそういうことだったんだ…。

 小島藤子さんって「キミ犯人じゃないよね?」が女優としてのデビューだったんだね。貫地谷しほりさんが主演だったから観てたっけなぁ。ご本人によると歌もギターもあんまり…とのことだったけれど、いい感じだった。

 深澤大河さんは舞台挨拶ではとてもにこやかだったけれど、劇中は怖かったなぁ…。"追っかけ"のひとって全肯定が全否定になったりすることもあるからね…。

 ベンガルさんというと私には「あぶない刑事」なのよね。ひょうひょうとしつつもちょっと間が抜けてる感じがとても好き。撮影のとき飛行機が頻繁に通過してたいへんだったとのこと。でも○○しちゃダメ[;´д`]。

 終了後のフォトセッションには観客も参加できた。

 この作品は高崎での撮影もあったので少しだけ巡ってみた。

 劇中ではあまり写ってなかったけれど、昨年きたとき通行止めだったアーケードが完成してた。

 高崎電気館のそばの路地での撮影もあったとか。

 名残惜しいけれど、今日は予定があったのでおみやげを買って高崎をあとに。


 その予定というのは池袋の新文芸坐での「ハローグッバイ」の上映と菊地健雄さんも参加されるトークショー


 池袋は縁のある土地で、新文芸坐には最近通うようになった。友の会の会員にもなったし、先日は「散歩する侵略者」と「予兆」を観にきていた。

 「ハローグッバイ」は何度観ても泣けるなぁ…[;ω;]。

 トークショーは司会進行にくれい響さん、ゲストには小林啓一さん、菊地健雄さん、岩切一空さんの3名。危険な部分もちょっとありつつ、制作や業界内でのつながりについてなどを聞くことができた。


 そのあと「花と嵐」、「逆光の頃」と続けて観た。

 「花と嵐」はストーリーとしてはありがちとはいえ手法や映像は楽しめた。客席からは何度も笑いがおきたし私も笑った。「(手ブレが多くて)酔う」との話だったのでどうかな…と思ってたところ許容範囲だった。

 「逆光の頃」はとても静かで、ゆったりしたいときに観たい作品。


 高崎へは何度かきているけれど、まだしっかり観光ができていない。次こそは…。