ULTRASEVEN X

 狂暴化したエイリアンが愛するひとを手にかける…ってシナリオは先週とカブりすぎだよなぁ。


 望がまひるを殺してしまったのは大量の水を浴びて獣人化してしまい人間的な思考がほとんど失われてしまったからだと思うんだけど、そうなると皆既月食はどう関連してくるんだろう。

 皆既月食が近づいてきたことで眠りから目覚めたということからすると、それが刺激になってより狂暴化してしまったということだろうか。


 望の気持ちを試すまひるもヒドいよね。池の中の睡蓮を取ってくることが「本当に大事に思う」ことにどうつながるのかがよくわからない。例えば、望について快く思っていない父親に「水を恐れる軟弱な男は認めない」などと言われたとか?。


 朔には望がセブンに倒される前に出てきて欲しかったな。いろいろ策を労して望を葬ってもらおうとしたけれど、兄としてそれを傍観することはできなかった、みたいに。もしくは、やっぱり朔本人が葬ってやるべきだったんじゃないかと。

 1度獣人へと変貌してしまったら元には戻れないようだけど、朔が望を葬る必要はあったんだろうか。弟のことを不憫に思っていたとはいえ、狂暴化するのは皆既月食の前後何日間かだけなんだし、そのあいだだけ拘束しておけば問題ないんじゃないかなぁと。いつか獣化を元に戻す方法がみつからないとも限らないし。


 ふと、まひるを手にかけたのは実は朔だった…とかいう考えがよぎった。執拗ともいえるほどグラスメモリアで望とまひるのことをみてるし、まひるの遺体が獣人に襲われたとは思えないほどキレイだったりするし。朔もまひるに好意を寄せていたとか…。

 ここからちと妄想〜。

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 100年前の皆既月食の夜。望は睡蓮を取りにいって獣人化してしまったものの「このままではまひるを殺してしまう」と最後の理性でその場を離れ、地下の洞窟で眠りにつく。

 朔がまひるに近寄ると「あなたも化け物なのね!」などと侮蔑の言葉を受けてしまい、好意を寄せていただけに逆上して殺してしまった。獣人化していなくても皆既月食の影響はあったのかもしれない。まひるは獣人に殺されたことになり、朔は姿をくらます。


 100年後の現在。皆既月食が近づき、行方知れずだった望らしき獣人が女性を襲う事件が発生。まひるが朔に殺されたということを望が知ったとしたら殺しにくるかもしれない。朔は望を葬ってもらうためにデウスに情報をリークした…。

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 妄想終了〜。


 今回のエイリアンの名称は「獣人」なんだよね。100年前の文献には妖怪みたいな絵もあったし、何か固有名詞がついててもよかったんじゃないかなぁ。


 「狂犬病は水を恐れる」というケイのセリフについては以下を参照するとよいかと↓。