ULTRASEVEN X
8話目にして初めて深夜枠っぽいスプラッタな展開。「ある映画」については知っていたものの、真相が語られても「そういえばそうだったなぁ」と思ったくらいで。
映像効果の意味はわかったけど、キョウスケが真相に気づいたときに身につけてるものがおかしいような…。
キョウスケ役の黒田勇樹はすっかり老けたねぇ。声が変わってないだけにギャップが…。ニコラス・ケイジに見えた瞬間があったw。
仲間を一定数を送り込んだところで一斉に覚醒させて地球人を抹殺する、というものがヒュプナスの計画だったんだろうか。記憶を消したのはむやみに暴れないように殺戮本能を抑えるためか。
しかし、計画のためとはいえ記憶が消されることを望む者はいるんだろうか。劇中でも「地雷」と呼んでいたように、兵士というより兵器のような存在だし。罪人の記憶を消して兵器として仕立てて送り込んだ、とも考えられる。
地球人にうまくなりすましていたとしても、普通に日常生活をしていれば血が青いことが発覚する恐れがあるし、自分でもおかしいと思うんじゃないかなぁ。もしそんな計画だったとしたら成功率は低そう。
1話を観たときから思ってたんだけど、大型のエイリアンが出現したときにデウスはどういう対応をするんだろう。
いままで出てきた装備といえば、ウルトラガンにビデオシーバー(バリア)、ディーの持ってた警棒(?)くらいで、とても大型エイリアンに対応できるとは思えない。車に何か強力な武器でも搭載しているんだろうか。それとも、ほかに対大型用のエージェントがいるんだろうか。
記憶を失い、操られるように殺戮を繰り返すエイリアン…見方を変えればセブンもそんな存在だよね。実は対エイリアン用に開発された兵器だった、とか。
エレアの「殺すことで救った」というセリフが引っかかった。忌まわしい記憶を取り戻してしまったとはいえ、殺されて救われたと本人は思うだろうか。
残すところあと4話。「救世主」って言葉がやたら出てくるけど、まさかマトリックスみたいなオチじゃないよね…?。