一夜限りのゲーセンわたなべ

　クラブクアトロで開催された「ノーコン・キッドpresents渋谷ゲームショウ2014〜一夜限りのゲーセンわたなべ開店！〜」に行ってきた。

EVENT：ノーコン・キッド　〜ぼくらのゲーム史〜│テレビ東京
- http://www.tv-tokyo.co.jp/noconkid/event/

　会場に着いたのは１８時半ごろ。数分後にチケットの整理番号を呼ばれたので入場。ロビーには物販コーナーがあり、番組の関連グッズに加えて今日のイベントに出演されるひとたちのCDなども売られてた。

　上階のホールに行ってみるとスクリーンにはゼビウスのプレイ映像が。これは今回のイベントの演目のひとつで、イベント終了までにカンストを目指すというもの。プレイされてるのはドラマの中で流れるゼビウスの映像を撮影するときにプレイヤーとして参加されてたSPREAM-REIさん。スコアは２５０万点を越えたとこだった。

　１９時半ごろ開演。MCはアメリカザリガニの平井善之さんとスチャダラパーのBOSEさんで、意外なことにこういったイベントでMCをするのは初めてとのこと。

　Czecho No Republicのライブではドラマのエンディング「MUSIC(ノーコン・キッドver.)」がフルバージョンでライブ初演奏。ドラマをみてたひとはエンディングの映像が頭に浮かんだんじゃないかな。ベースのひとがボーカルなのは珍しいと思った。

　TOKYO No.1 SOUL SETのライブではドラマのオープニング「One day」が演奏されず、何でだろうと思ってたらイベントの最後で演奏された。渡辺俊美さんの息子さんはノーコンキッドにハマったおかげでゲーセンでバイトをはじめたそうで、そのバイトのためにこのイベントにはこられなかったとのことｗ。

　２曲ともiTunesで購入済みで、BDについてたサントラと一緒に携帯プレイヤーに入れて聴きまくってる。

　砂原良徳さんのDJライブはナムコ系がメインで、スターブレードの曲が管制ボイスつきで使われてたのは嬉しかった。あと、ギャラクシーフォースの「Defeat」も使われてたり。砂原さんがメガドライブ版のギャラクシーフォースIIでサウンドを担当されてたのはゲーム好き界隈では有名な話。

　原案・脚本の佐藤大さんと礼治役の田中圭さんのトークショーでは田中さんが選んだ好きなシーンベスト３が発表された。第９話で礼治と木戸がバーチャファイター２で対戦するシーンについて田中さんは「木戸が負けたのは実力なのか、それとも手を抜いたのか」ということが役作りに関わることなので気になってたとのこと。佐藤さんはそこまで台本を読み込んでたことに驚かれてた。

　ゲーム関連のもうひとつの演目はファンタジーゾーンをドラマと同様に１周クリアするというもので、平井さん、田中さん、BOSEさんと挑戦するもクリアならず…。

　チャレンジ失敗かと思いきや、ここでTVチャンピオンでおなじみの和田俊輔さんが助っ人として登場。ショップでは自機を買わずに最終面を残機０でクリアするという会場を沸かせるプレイでチャレンジ成功！。

　大画面＆大音量でファンタジーゾーンのプレイがみられたのは嬉しかったし、平井さんたちがショップで何買ったらいいか迷ってたときに観客から「ビッグウイングとツインボム！」とか声がかかったりして面白かった。

　サプライズゲストとして礼治の父親の渡辺雅史役の佐藤二朗さんが登場。田中さんにはナイショのはずだったのに楽屋でみつかってしまってたとかｗ。BOSEさんのがひとつ年上だったことが判明して会場がどよめいたりした。

　木戸役の浜野謙太さんと高野役の波瑠さんはビデオレターでの参加だった。佐藤二朗さんと波瑠さんは親子役で以前共演したことがあったそうな。

　２２時半ごろイベントは終了。ゼビウスのカンストチャレンジは９５０万点を越えたとこで、時間内に達成することはできずチャレンジ失敗…。

　すぐにホールを出なくてもよいとのことだったので続けられてるプレイをみてると、帰らずに残ってた佐藤大さんと砂原さんが楽屋から出てきて一緒にみることに。

　そしてその瞬間は訪れた…。

　２２時５９分、９９９万９９９０点でカンストを達成！。

　拍手と歓声が沸き起こり、みんなでSPREAM-REIさんを称えた。

　終盤には筐体のレバーが壊れ気味になってたとのこと。イベント中はステージもみずにずっとプレイしてたわけで、そのプレイヤー魂には敬服。お疲れさまでした、そしてありがとう！。

　２３時すぎに会場をあとに。ずっと立ちっぱなしで疲れたけど、濃密な時間だった。また「何か」がありますように[-人-]。