楽しめなかった
日テレの野球中継の解説は星野仙一と山本浩二だった。3対1でカープがリードの7回裏、ノーアウトでランナーは2塁。そこで星野さんはこう言った。
「この回で逆点できなかったら、逆点はない。断言する」
シロウト目にみてもこの機を逃したら逆転はキビしいというのはわかる。言うまでもないということなのか、なぜ断言できるかは語られなかった。
視聴者としてはそんなことを断言され、解説もなしでは楽しく観られるはずもない。私はアンチジャイアンツだけども、監督や選手はほかの球団と同様に好きだ。ましてやジャイアンツファンだったら…。
解説者とは、視聴者の知り得ないことを噛み砕いて伝え、楽しませる者ではないのだろうか。
その日の実況は船越"ゴルゴル"雅史。絶叫系で、嫌いな実況の1、2を争う。対抗は松下"世界の"賢次。こういう日は、音声をしぼって観戦することにならざるを得ない。
それはそうと、いつから日テレは野球中継の延長なしになってたんだ?。番組などの宣伝がいやに目につくようになったし、生の情報番組に成り下がったということか。