「レイトン教授と魔神の笛」 ASIN:B001W02BNQ

 検索してみたら某所で指摘されてたけど、ナゾ42「長針と短針」にはおかしなところがあるね。

 1度目で正解はしたものの、違和感を感じたので改めて計算してみたりした。

 ネタバレになるのでご注意を↓。


 念のため文字を背景色にしておきます。選択反転してお読みください。


 はじめに基本となる角度について。

 1時間は60分なので長針が1分進むと全体の60分の1の6度、文字盤の数字ひとつぶんは5分なのでその5倍の30度進むことになる。

  • 360/60=6
  • 6*5=30

 短針は60分で文字盤の数字ひとつぶん進むので、長針が1分進むと30度のさらに60分の1の0.5度進む。

  • 30/60=0.5


 正解とされている15時55分の場合。

 長針が55分の位置にあるので短針の位置は文字盤4まであと5分のところ。短針から文字盤4までの角度は2.5度。

  • 0.5*5=2.5

 文字盤4から11までは文字盤7つぶんなので210度。

  • 30*7=210

 合計すると、短針から長針までの角度は212.5度。

  • 2.5+210=212.5


 22時29分の場合。

 長針が29分の位置にあるので短針の位置は文字盤11まであと31分のところ。短針から文字盤11までの角度は15.5度。

  • 0.5*31=15.5

 文字盤11から5までは文字盤6つぶんなので180度。

  • 30*6=180

 文字盤5から長針までは4分なので24度。

  • 6*4=24

 合計すると、短針から長針までの角度は219.5度。

  • 15.5+180+24=219.5


 15時55分で回答して1度目で正解したんだけど、22時29分にするか最後まで悩んだ。

 なぜ15時55分にしたかというと、出題で表示されている時計の短針の位置をみて一般的なアナログ時計とは違った構造なのではないか、と判断したから。

 長針が11分まで進んでいるのに短針が文字盤1から5.5度進んでいるようにはみえなかったため「長針が文字盤12にきたときだけ短針が文字盤ひとつぶん動く」という構造なのではないか、と。

 そういう構造だとすると、短針から長針までの角度も違ってくる。

 15時55分の場合、文字盤3から11まで文字盤8つぶんで240度。

  • 30*8=240

 22時29分の場合、文字盤10から5まで文字盤7つぶんで210度、文字盤5から4分ぶんの24度を足して234度。

  • 30*7=210
  • 6*4=24
  • 210+24=234


 そのときはしっかり計算をせず「文字盤8つぶんと8つぶん未満だから」ということで15時55分で回答したんだけど、正解後に表示された画像をみて疑問を持った。

 その画像では、短針の位置は文字盤3ではなく4のすぐそばにあった。

 で、最初に書いたように一般的なアナログ時計として計算してみたら22時29分のほうが角度が大きかったという。